3Tシリーズのエントリー同軸ケーブル
中心導体(φ150μ × 19本)はLSC(線形カーボン)レイヤーと組み合わせたハイブリッド構造。シールドは2重の高品位銀コート銅編組導体+3T導体40本による3層構造を採用。既存のメタル素材テクノロジーとは一線を画する独自の3T技術により、すばらしい高解像度とディテール豊かな描写力を獲得しています。
3T(True Transmission Technology)
van den Hulの革新的な導体テクノロジー『3T (True Transmission Technology)』は、生演奏のサウンドクオリティーに極めて近い音楽信号の伝送を可能にするテクノロジーです。極小レベルの音楽信号でも、安定した高解像度を実現し、ナチュラル・アコースティック(生音響)の再現にこだわった音質は、プロフェッショナル・レコーディングの現場でも高く評価され、オランダの高音質レーベル『Channel Classics』の録音スタジオ用ケーブルとして採用されています。 Channel Classicsの優れた録音作品は、Channel Classicsウェブサイトにてご確認ください。 www.channelclassics.com |
3Tの主な特長
- 素材劣化による音質劣化を防止:経年劣化による音質の著しい劣化を防止
- 酸化防止:酸化による高域のピークを防止
- 高安定性アモルファス(非晶質)構造:高品位ライブサウンド、極小レベルでの高解像度を実現
- フレキシブル(柔らかい)導体:導体の物理ストレスを開放
- 化学的経年劣化の防止:音質の急速な劣化を防止
- 物理的ストレスによる経年劣化を防止:伝送特性の急速な劣化を防止
- 極少の導体結晶粒界:CCD(Cross Crystal Distortion =結晶粒界歪み)を防止
- 優れた高解像度:革新的な3T導体技術により、最高レベルの高解像度を約束
van den Hulの数々のテクノロジー
LSC: Linear Structured Carbon(線形カーボン)
カーボン導体は、メタル素材でしばしば問題となる結晶境界面が原因で発生する金属的なピーク・レゾナンスやカラーレーションのない、ピュアでナチュラルな表現力を誇ります。結晶フリー構造であるとともに、その繊維一本一本から外に電子が移動しない性質を持つため、表皮効果による帯域バランスの悪化を防ぎ、伸びやかな表現力を誇ります。導体とハイブリッドで使用した場合は伝送時に発生する磁界を吸収し、導体と絶縁体の境界面で発生する伝送ロスを低減します。
SCMC-OFC: Silver Coating Matched Crystal (MC) – OFC(シルバーコーティング・マッチド・クリスタルOFC)
通常の無酸素銅と比べ、結晶体が大きく相互に密に接しているため、結晶体境界面で発生する伝送ロスが極めて少なくなります。さらに、銅線全体を弾力性に優れた高純度の銀でそっくりコーティング。一本ずつコーティング保護する手のこんだ構造が、信号のロスをより一層少なくしています。
HULLIFLEX
独自の被覆素材。導体酸化の原因となるハロゲンを一切含まず、導体の酸化や帯電、振動などによる音への悪影響を防ぎます。PVC(ポリ塩化ビニール)に比べ柔軟で、耐久性そして耐熱性など経年変化に優れ、環境にもやさしい樹脂です。