・ファインライン加工が一層進化
Apheta 2開発後、3年に渡り、Regaは、針先のファイライン加工に着目し、研究開発をしてきました。90度角に加工することにより、針先が、不要に揺るぐことなく、レコード盤の溝をより正確にトレースします。この手法は、上位モデルであるAphelion ( 550,000円 税別)にも採用されており、その優れた加工を下位モデルでも実現しました。
・ネオジウムマグネットを採用
出力特性に優れたネオジウムマグネットを採用、MCカートリッジの概念を覆す力強い音質を実現しています。
・本体を軽量、ダウンサイジング化
手巻きでコイルを、独自の方法で巻くことにより、本体がオリジナル’ Apheta’ の半分のサイズとなっています。本体をダウンサイズ化することにより、トラッキング性能を向上させました。オーディオ特性に優れたワイヤーも自社で開発、ネオジウムマグネットとの採用と相まって、極めてクリアーな高域と締まった低域の再生の実現をしています。
・本体デザインと生産工程の大幅改善
本体はアルミで一体成型されており、CADでデザインされたクリアーカバーで、コイル、ワイヤーを保護しています。高解像度カメラを生産工程に導入し、コイルの巻き等に不必要な緩みがないよう生産管理体制を実施しています。Apheta 3は、ゴムを使ったスティールサスペンションを敢えて使っていません。これは、ゴムの経年変化により、音質が変化してしまうことを避けたかったためです。Apheta 3は、マグネシウムと軽量化と手巻きのワイヤーにより、軽量化とダンピング特性を向上させ、経年変化の少ない特性を実現しています。