インピーダンス75Ωを獲得する新規構造
コールド側を一点接触のオープン構造とすることにより、従来の面接触のクローズ構造に起因する信号の反射や過電流発生などの悪影響を排除。 ホット側はピュアマテリアル素材の板を三叉状にパンチングして抜き、折り曲げて三分割した弾力性のある構造を採用、 さらにコレットチャック方式 により確実なコンタクト性を確保します。こうした構造に加え、導体中心部が空洞となることで高周波帯域の大幅な劣化を抑制。 スリーブ(ボディ)素材はアルミとマグネシウムの合金で成形し、表面をセラミック塗装。絶縁性を高め、信号の反射や過電流の発生を抑制。 また、コレットチャック方式で確実なコンタクト性を確保。 こうした構造によって、75Ωを保証するデジタルケーブルと組み合わせる場合にも インピーダンス75Ω伝送を可能とし、信号減衰を抑えた ピュアなデジタル伝送を実現します。 |
素材はピュアマテリアルを採用
素材は銀バージョンと銅バージョンの2種類を用意。コネクターの素材としては伝導率や音質面からピュアマテリアル素材が理想ですが、単一素材の場合、柔軟であるためコネクターとしての成型が困難でした。今回の新規構造の成型により、銀および銅のピュアメタルの採用が可能となりました。銀バージョン はプラチナコーティング、銅バージョンは金メッキ処理により、よりコンタクト性を高めています。
スリーブ(ボディ)素材にも新機軸を構築
スリーブ(ボディ)の素材はアルミとマグネシウムの合金で成型し、さらに表面にはセラミック塗装を採用。絶縁性を高め、信号の反射や渦電流の発生など抑えています。 WBT社の思想であるスリーブ(ボディ)を締付けることによりコンタクト性を高める構造のコレットチャック方式を『nextgen=ネクスジェン』RCAプラグにも採用しています。