純銀/純銅、2つのバージョンを用意
コア部分の導体素材は音質的なお好みに合わせて銀バージョンと銅バージョンの2種類を用意。先端から末端(バナナプラグ挿入部 – Yラグ挿入部 – 端子端末)までを1枚のピュアマテリアル板材で成形。伝送阻害の原因となる導体抵抗や接触抵抗を最小限としています。また、非磁性体のステンレススチールの支柱を導体にカップリングすることにより、ピュアな信号伝送と必要な強度を両立させています。
理想のコンタクトを実現するメカニズム
高級感溢れる大型締め付けナット部は真鍮削り出しパーツを使用(銅バージョン:金メッキ0.5μm/銀バージョン:パラジウムメッキ0.5μm)。 緩みやコンタクト面同士で発生する不要共振を排除するエラストマー樹脂製ダンパーを採用し、手締めによる締め付けトルクのみで確実、且つ精密感の高いコンタクトを実現します。また締め付けナット自体は導体と別パーツ化して絶縁されていますので、ヨーロッパの安全規格もクリア。ヨーロッパ輸出向けアンプのスピーカー端子としても使用可能です。絶縁カバーを使わないオープンタイプならではの使いやすさと高い安全性を両立し、トップエンドモデルならではの高級感を演出します。WBT nextgen サンドイッチ・スペード 「WBT-0661/0681」やnextgenバナナプラグ「WBT-0610」(ともに好評発売中)と組み合わせることで、ピュアマテリアル同士の優れたコンタクトを実現。ピュアなオーディオ信号伝送の理想に限りなく近づきます。
ボディ素材にも新機軸を構築
製品の高信頼性を支えるボディ素材は、グラスファイバーとミネラル強化プラスチックの採用により優れた絶縁性と強度を獲得しています。また、ケーブル端末挿入部の周辺はオープン構造とすることで、従来の絶縁カバー付きターミナルの使いにくさを解消しています。