主な特徴
- カーボン・ナノ・チューブ・ダイアフラム
新開発されたカーボン・ナノ・チューブ・ダイアフラムを搭載。MRI検査時のコミュニケーション用に開発されたカーボン・ナノ・チューブ・ダイアフラム(CNTD)は、金属の代わりにカーボンを使用した「メタルレス」の画期的な静電型ダイアフラムです。極薄、超軽量であり、その安定した電極は高い能率と耐共振性の向上、ダイアフラム上の可動域の拡大を実現しています。結果、同様に新開発されたステーターとあいまって、見晴らしのよいサウンドステージが再現されるだけでなく、優れたレスポンスと、20Hzまで伸びる、低域の再生を実現しています。
- 新規開発されたステーター
カーボン・ナノ・チューブ・ダイアフラムを支えるステーターは、PCB材の選定から加工方法まで見直し、高い剛性、均一な厚みと水平性が実現されており、これによりステーターの特性はフラットで、特定の帯域に偏らないレスポンスとなっています。
- 超軽量設計
わずか300gの本体重量を実現、徹底して「シンプル」さにこだわったミニマリストデザインを実現するため、カーボンやマグネシウムといった素材を惜しみなく使い、軽量化と剛性のアップという相反する仕様を実現させました。イヤーパッドは、インナーの形状をあえて「大き目」とし、極上のソフトパディングとともに、頭が優しく包み込まれるような感覚に陥ります。これにより、抜群の遮音性と長時間つけていても疲れない抜群の装着性を実現しました。
- 新規開発されたFazor
音質に大きな貢献をするFazorを新規開発、ダイアフラムから出力されたサウンドの指向性をコントロール、さらに、ハウジング内で発生する空気の流れやタイムアライアメントを最適化することで、正確な位相と解像度の高い中高域、リニアな応答性を実現しています。
- DC580ボルト・バイアスを採用
DC580ボルト・バイアス対応のヘッドホンアンプでドライブ可能。